中世ハンザ同盟都市であったロストックを代表する教会、聖マリエン教会。
ロストックには、4つの大きな教会があり(内一つは第二次世界大戦で半壊し、旧東ドイツ政府の意向で復興されないまま、空き地となりました。これはまた後で。)、
聖マリエン教会は、商人達など「お金持ち」が集う教会でありました。
「世界一すごい時計」がある教会として、ご紹介しましたが、ここのパイプオルガンにも多くの人が心奪われています。
18世紀に造られた、5700本のパイプを有するオリーブグリーンと金のロココ調の装飾が美しいパイプオルガンです。
ロストック聖マリエン教会は、第二次世界大戦の戦火を免れているためパイプを除いてオリジナルが現存しています。
そんなパイプオルガン、老朽化が進んでいるとのことで2019年に大規模な修復がされることになりました。
さて、いつなのか?
2019年5月10日(金)~19日(日)にロストックでバッハフェスト(Bachfest Rostock 2019)が開催され、聖マリエン教会も会場になります。
早くて夏から完全にパイプオルガンがカバーされて修復されるとのことですが、夏はクルーズ船の観光客で世界中からの人々が聖マリエン教会を訪れるので、私としては秋から作業を開始してほしいなぁ、とは思っています。
逆に言うと、来年5月までなら必ず見られます。
また、平日であれば正午からのミサでその荘厳な音色を全身で堪能することができますよ!
Bachfest Rostock 2019
https://www.bachfest-rostock.de/en/index/
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